#author("2021-08-15T18:42:05+09:00","","") #author("2021-08-15T18:45:03+09:00","","") **概要 [#e2777a58] -研究の特徴:焦点を当てた現象に対して、予測を行う。 -目的:VRの没入感を視覚と聴覚以外の情報を使って高めたい。 -期待される効果:VRの新たな使い方の発見 -今学期やったこと:FaceAPIを用いて顔のパーツの座標を取得して、Processingで本人がパソコンの画面に表示した4つの画像のどれを見ているか判断し、その画像にあった形容詞を表示、かつ音を出し、顔の向きに応じて文字の大きさを変化させる。次に、Unityを用いて本人視点の状態で現れた現象に対して、文字による予測を行う。 これからの目標:隔たりがあって、先が見えない向こう側の様子を予測した物を表示させたり、視界に入った現象に対して、その現象と何らかの反応を起こした場合の予測を表示させたりする。 **背景 [#q1e3aa22] 近年、バーチャルリアリティ技術はゲームに取り入れられ、ヘッドマウントディスプレイのPlayStation®VRやNintendo LABOといったものが販売されている。VRの映像美の中でコントローラーによる操作を可能にし、没入感を高めて、ますます普及しつつある。それらのVRは視覚と聴覚に訴えかけ、ユーザをゲームの仮想空間へと没入させる。しかし、今やVRは技術の発展により、視覚や聴覚だけではなく、VAQSO VRによる嗅覚刺激やサーモグローブによる温度感覚も刺激し、ユーザにVR空間に対するさらなるリアリティを与え、まるで現実かのような感覚に陥る。ここに記述したVAQSO VRはゲーム内において銃を発砲すると、硝煙の匂いがしたり、キャラクターに近づくとそのキャラクターの匂いがしたりする。また、サーモグローブは複数の熱電変換素子・センサを使うことで、熱を伝えることが可能である。 **関連研究 [#ka9dd7ca] -石川七瀬氏の「茶道における精神世界観の集中状態の再現~五感の視野拡張バーチャルリアリティ~」 -黄訓達氏の「 仮想現実感に向けた足底部の触覚刺激による地面テクスチャ再現手法の提案」 -川田涼馬,橋本泰成氏らの「ペルチェ素子を用いた温熱覚提示装置の開発」 -木村鷹,伊藤淳子,宗森純氏らの「ペルチェ素子を用いたゲーム向け温度知覚インタフェース」 -森下大世氏の「振動モータと視覚エフェクトを用いた高速移動風覚再現システム」~ の5つの論文について。 -グループ化する~ ① 石川七瀬 黄訓達~ ② 森下大世~ ③ 川田涼馬,橋本泰成 木村鷹,伊藤淳子,宗森純 -手法比較~ ①Arduinoを用いてデバイスを制御するという点は同じだが、加速度センサを用いてArduinoを経由して入力データを処理したり、スピーカーを実験空間に設置してそこから音を流したりするという点が異なる。~ ②風を再現するのに風邪を発生させるような装置を使わずにモータの振動を使って風を再現するという風そのものは使わないという発想。~ ③ペルチェ素子を用いて温度感覚を伝える時に、VR空間で実際に火に近づいたり、火の上を歩いたりすることで熱を感じる点。~ **提案システム [#qbcb666f] -研究の特徴:何らかの動作を行う前にその動作の完了後に発生したり、起こりうる事象を予測や体験ができるようなシステムで、VRを用いて先行体験を被験者に与える。つまり、超能力や魔法のようなイメージで、未来で起こるうる出来事を先に体験するということである。そこには、視覚的であったり、聴覚的な情報だけではなく、他に温度感覚に注目したシステムである。 ~新規性:先行体験を与えることで、その動作を結果的にせずとも、動作後の現象を把握することができ **提案手法 [#ke32fefb] ソフトウェアはUnity、ハードウェアはVRゴーグル、VRグローブ、Arduino、ペルチェ素子を用いて、VR環境を構築し、作成したVR空間を基に被験者の反応を記録する。完成した物はVRゴーグルとVRグローブを装着した被験者に何らかの行動を先行させる動作をさせ、それが入力となり、その動作の完了後の様子を表示する。具体的には、手を伸ばしたらドアが開いて、その先の光景が目に映る。つまり、透視のようになる。時にはArduinoで制御するペルチェ素子を用いて熱を被験者に与える出力(反応)。 **提案手法などの図表・写真 [#p5d223c5] #ref(vr1.png,left,nowrap,添付ファイルの画像,10%) #ref(vr2.png,left,nowrap,添付ファイルの画像,10%) #ref(vr3.png,left,nowrap,添付ファイルの画像,10%) **提案システムの今後の課題 [#y6891aa8] 具体的なペルチェ素子とArduinoとVRグローブとVRゴーグルの操作の知識獲得と操作の設定準備が未完成の状態である。VR操作は本人視点で行うつもりが、地面の下に潜ってしまうバグがあったり、ある現象を見た時の反応が別の現象を見た時の反応をするというバグがあるため、頂戴したFPSControllerを参考に自分のVR環境を構築している。また、重要なVR空間を作成していく。 **研究の展望 [#t5637fbb] 動作完了後に起こるであろうことを予測、体験するというこのシステムは目標としてきたゲームへ応用する。火事などの災害の体験。~ 食物アレルギー持っている人が匂いや寒天などを使って再現されたそのアレルギーの食物がVR上で食べられるようシステムが存在するが、その逆に食物アレルギーを持たない人が食物アレルギーのつらさを知ってもらうために症状を限りなく再現し、アレルギー反応を体験するシステム。~ これからvr_predictの3人共同でシステム開発を行っていきたい。