Arduino†
1. Arduinoの紹介†
- マイクロコンピュータ(略称:マイコン)と呼ばれるチップを積んだ回路基板をマイコンボードといい、これに該当する。また、そのマイコンボードのことをArduinoボードと呼ばれたりするが、Arduinoの他にRaspberry Piやmicro:bitなど色々種類がある。
- ArduinoはArduinoボードのことだけではなく、Arduino IDEと呼ばれるプログラミングに使う統合開発環境(IDE)というソフトウェアも指す。
- プログラミングを行うにはC/C++をベースにしたArduino言語を用いる。Arduino言語はProcessingのように初期化を行い、一度だけ実行されるset up関数や常に実行されメイン関数となるloop関数がある。
- ArduinoはOSが無いが、LEDやモータの制御、スイッチやセンサの状態検知に適している。
2. Arduinoの使用例†
a. ペルチェ素子について†
ペルチェ素子(ペルティエ素子ともいう)は、ある方向に直流電流を流すと素子の上面で吸熱(冷却)し、下面で発熱(加熱)するものである(写真1)。
写真1
ペルチェ素子は温度管理の精度が高く、実験に用いられることが多い。センサの状態検知に適するArduinoと相性が良いのではないかと思われる。
参考文献:http://conference.vrsj.org/ac2019/program/common/doc/pdf/5A-03.pdf
b. VRに用いるグローブ†
VRグローブを用いることにより、コントローラーとは違った手のトラッキングが可能となる。5本の指をトラッキングし、VR空間内のモノを掴んだり、触感もフィードバックしたりする事ができる。
- Noitom Hi 5 Glove
熱を操れるようなものは付いていないので、別途準備する必要がある。ただし、ジャイロスコープ、加速度計、磁力計搭載の慣性計測装置は内蔵しており、手首にはバイブレーション機能を搭載している。電源にはバッテリーではなく単3乾電池を使用し、PCとの接続は2.4GHzワイヤレスとなる。
写真2
- サーモグローブ (慶應義塾大学理工学部 桂 誠一郎 准教授 開発)(写真3)
インタフェースの内部に複数の熱電変換素子・センサを埋め込むことで、遠くにいる人の指や手のひらに温熱感覚を伝えることができる。ウェアラブルサーマルインタフェース。遠隔地の温熱情報を取得するインタフェースと組み合わせることで、VRではなく、実世界上の温熱感覚を本インタフェースにおいて再現することも可能。
写真3
参考文献:https://www.keio.ac.jp/ja/press-releases/files/2017/9/29/170929-2.pdf