肉声と合成音声とではイントネーションや声色など、どこが異なるのか、どのようにすれば不快感がない合成音声を作ることができるのかを考え、『教育に向いた合成音声』というものを研究する
教育向け合成音声 → 協同学習エージェント
合成音声の授業を聞く生徒に対してだけではなく、ネット上に自身の音声を載せたくないなどの理由により合成音声を活用し授業を作成する教員にも、使いやすく役に立つものを作れれば良いと考えています。
→学習のサポートになり、最終的には自主的な学習を目指す(目指したい)
教育だけではなく、さまざまな場面に使えるようになると思います。
学習支援全体にスポットを当てるのではなく、教員にスポットを当てていきたいです。
また、聞く人や場面に合わせた合成音声など、さらに日常的な音声になることを目指します。
人の体の動き(入力)や表情(入力)に合わせ、加工された音声(出力)
イントネーションやリズムがつくことで、聞き取りやすくなるのではないでしょうか。
教員
学校教育
合成音声/寄り添い/行動
自分が日々読む、論文や書籍の記録を取る。
| No. | 著者 | タイトル | 発表場所や出版社 | URL | 掲載ページ | 発行年 | 内容の簡潔なまとめ | 内容の詳細メモ | 自分の研究との関連性のメモ |
| 01 | 三 谷 雅 純 | 生涯学習施設の館内放送はどうあるべきか : 聴覚実験による肉声と人工合成音声の聞きやすさの比較 | 兵庫県立人と自然の博物館「人と自然」 | https://www.jstage.jst.go.jp/article/hitotoshizen/25/0/25_63/_pdf | 63~73 | 2014 | 合成音声と肉声音声の比較。また、女性男性での聞き取りやすさの差をアナウンサーの声で比較している | 合成音声はやはり、肉声よりも聞き取りにくい。合成音声のみで聞いた時にはあまり聞き取りづらさを感じないが、肉声と比較すると圧倒的に聞き取りづらいことがわかる。また、言葉とリズムの関係性を研究している。この文献では、リズムをつけても聞き取りやすさには関係ないとある。しかし、聴覚に問題がある人には効果がある可能性を提示している。聞き取りにくい合成音声であっても、文字やイラストなど、視覚にアプローチすると良い。 | 言葉のリズムや、周波数などの関係性も少し描かれているため合成音声の聞き取りやすさを考える時に役立つ。 |
| 02 | 井 田 志 乃 | 授業動画の音声の種類と理解度の関係 | 宮崎公立大学人文学部紀要 | https://miyazaki-mu.repo.nii.ac.jp/?action=pages_view_main&active_action=repository_view_main_item_detail&item_id=1407&item_no=1&page_id=13&block_id=17 | 1-17 | 2022 | 動画配信形式のオンデマンド型授業を想定した授業動画における聴覚情報である音声の種 類が,授業内容の理解のしやすさと授業動画としての好ましさに及ぼす影響について | オンデマンド授業における、合成音声と肉声での授業の差を授業で実際に実践し、アンケートで聞いている。その結果,授業内容の理解のしやすさと授業動画としての好ましさともに,聴覚情報としては肉声及び肉声でも合成音声でも違いはないと回答した被験者の割合が高かった.小テストの平均点も,聴覚情報が肉声である動画を確認したグループが僅かながら高く, 授業動画における聴覚情報として肉声が支持される傾向が示唆された。 | 合成音声に対してのネガティブなイメージは、抑揚がない。淡々としている。という、予想した通りの結果であった。ネガティブなイメージ、ポジティブなイメージをもとに音声を変化させることができれば良いと感じる。 |
| 03 | 赤木 正人 | 音声に含まれる感情情報の認識 : 感情空間をどのように表現するか | 日本音響学会誌 / 66 巻 (2010) 8 号 | https://www.jstage.jst.go.jp/article/jasj/66/8/66_KJ00006537917/_article/-char/ja/ | 393-398 | 2010 | 音声によるコ ミュ ニ ケーションでは言語情報だけではなくこれらの情報にも重要な役割が含まれていると言われており,音声対話の精緻な解析のため にはこれら双方を考慮する必要がある.機械のための言葉の感情理解 | 母音の高さや、言葉の周波数などによりさまざまな感情が表現される。曖昧な部分が多い。その中でどのように分類や考え方をすれば、機械に言葉の感情を理解できるかを考える。難しいため、論文をさらに読み込む必要があると感じる | この論文は機械に感情音声の理解をさせるために考えられていたが、逆に考えると、機械に感情的な言葉を話させる時に参考になるのではないかと感じた。また、合成音声ではないが、何か聞いた言葉をメモする機能などで支援する時に機械が感情を理解して赤線を引くなどできたら面白そうだと感じた。 |
| 04 | 森大毅 | 音声からの感情・態度の理解 | 電子情報通信学会誌 | http://www.speech-lab.org/Publications_files/k101_9_902.pdf | 902-907 | 2018 | 音声感情認識における現状。コーパス、モデリングの難しさ。感情の具体的なわけかた。 | コミュニケーションにおいて、音声は、あいての感情を理解するための一部である。その中で、音声をインターフェースなどパラ言語というものは失われている。どうインターフェースに組み込んでいくのか。音声をコーパスし、(さまざまなコーパスがある)その中で感情をモデリングし、言葉を周波数や声のそくどなどから分類していく | これも03の論文と同じく、人の音声感情認識に目をつけているが、インターフェースにも活用できそうである。また、音声を扱う上での基礎的な知識となる(気がする) |
| 05 | 高 橋 智 子, 庄 司 一 子 | < 研究論文> 中学校におけるケアと安心感の醸成: 継続的・縦断的ピア・サポート実践を通して. | 共生教育学研究9 | https://tsukuba.repo.nii.ac.jp/record/2003517/files/JERHC_9-1.pdf | 1-11 | 2022 | ピア・サポートとは何か。ピア・サポートにおける、関係性。また、ピアサポートによって得られた効果。 | ピア・サポートはコール(Cole, T.(1999) によって,ピア・プログラムという形で進めら れてきた活動であり,学校の中に思いやりある 集団を作ることを目的に実践されてきた。ピ ア・サポートとは「非専門家による対人的支 援活動(peer helping)」と定義される (1999; 西山・山本, 2005)。特に学校教育で 行われるピア・サポートは,生徒は困った時おとなに相談せず,仲間に相談することから考え られるようになった(コール, 2002)ピア・サポートには、生徒間の関係性と共に、それを支援する第三者の介入も必要である。 | ケアや支援についての定義が書かれており、何を大事にしたいか、さらに支援する時どのような部分に着目すれば良いかを考える良いきっかけとなると感じた。また、ピア教育の有用性も実験結果より上げられており、具体的にどのようなことをしていけばいいのかのヒントになると感じる。 |
| 06 | 山本志遠, 梅津健也, 蕪木梨乃, & 久保田直行 | マルチロボットコミュニケーションを用いた人に寄り添う情報支援. 知能と情報 | 日本知能情報ファジィ学会誌 | https://web.archive.org/web/20201218083111id_/https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsoft/32/6/32_964/_pdf | 964-974 | 2020 | 実際に、支援エージェントを作っている。支援の際の必要な要素などが記載 | 支援を行うロボットパートナーには「共感」が必要である。ペルソナ分析や、シナリオ手法などが有効。また、メラビアンの法則により、音声よりもそのほかの周辺情報の方が人は感じ取りやすい。また、そのメラビアンの法則より、感情に合わせたエージェントの表情というものが必要となってくる。 | 支援の際の寄り添い方のお手本になると感じた。また、メラビアンの法則にも触れており、自身が着目している音声との関係も少し触れていると感じる。間さらに、寄り添い、共感性や表情の認識など、活用できそうな部分が多々見られる。 |
| 07 | 髙橋ともみ ,田中一晶 ,小林賢一郎,岡夏樹 | 音声対話エージェントの社会的存在感向上のための感情表現の音楽的強調 | HAI シンポジウム2020 | https://hai-conference.net/symp2020/proceedings/pdf/G-19.pdf | 1-5 | 2020 | 感情表現が行いにくい合成音声に、SEやBGMを付けることにより得られる効果など。 | メラビアンの法則にもあるように、聴覚情報は38%しか声色での感情判断に使われていない。ここから視覚情報を使わなくては、合成音声はどれだけ肉声に近づけようとも、対話をするに合ったて、不十分なのではないか→アニメやドラマなどでは感情をSEなどで表現している。これを我々は不自然に感じない。では合成音声につけたら?印象をしっかりと伝達することができていた。ネガティブな印象を与えるSEはメールの受信に向いていないなど、不快に感じることや、思ってもいない意図として伝達されることがあるためSEの音はよく考えなければならない。 | 合成音声をさらに聞きやすくする際に、SE、BGMなど活用すれば良いことがわかった。しかし、場面をよく考えなければならないことを念頭に置いておくことが必要となる。BGMなど似たような効果がある物を探したい |
| 08 | 林 勇吾 | 擬人化エージェントを用いた協同学習の研究 | 人工知能 30巻4号 | https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjsai/30/4/30_508/_pdf | 508-510 | 2015 | 人の協同学習においてどのようなインタラクションが必要か、また、そこにどうエージェントがかかあ¥わていくか | 1:1の人間の協同学習にエージェントを入れ、問いかけを行うことにより、円滑な協同学習を進めることを可能にできるかどうか。また、エージェントの視覚的アプローチはどのように行うか、表情は?どう関わっていくか | 全体的に似た研究をしている。内その中で、人間1:1エージェントとの違いや、どのようなアプローチをしているかを考えるのに使える |
| 09 | 川口 ゆり,中村 航洋,友永 雅己 | 比較認知科学的に見る「幼児図式」の認知の進化 | エモーション・スタディーズ 第6巻第1号 | https://www.jstage.jst.go.jp/article/ems/6/1/6_ES603/_pdf/-char/ja | 13─19 | 2021 | 幼児図式について | 子供の体のバランスは愛着行動を起こすために顔は大きくなどバランスについての話 | エージェントを作る際の親密感につながる? |
| 10 | 林幸寿枝,長和彦 | 自信を持つことを目指した関わり:共に遊ぶことと誉めることを大切にして | 情緒障害教育研究紀要 | http://s-ir.sap.hokkyodai.ac.jp/dspace/bitstream/123456789/9418/1/KJ00000099006.pdf | 217-222 | 2001 | 自信を持ってもらうには、関わり方、関心など深い関係性が関係する | 学習が苦手な子は、スッテプを踏むごとに誉めるなど、できなかったことではなく、できたことに対してのアプローチを大切とする。また、自分の考えを表現するなでは、自身の考えを伝えられるような質問を心がけることで、手助けになる | 質問の仕方や、自信の付け方など、学習補助をするにあたり大切なことを書いてある。ターゲットは少し異なるが根本的なサポートという面で参考になる |
| 11 | 篠原 智哉 山元 翔 平嶋 宗 | 段階的外化表現を利用した力学での問題理解に関する支援 | 一般社団法人 人工知能学会 | https://www.jstage.jst.go.jp/article/pjsai/JSAI2011/0/JSAI2011_1H12/_pdf | 掲載ページ | 2011 | 「言葉の式」を利用した外化による支援を行う | 「言葉の式」を用いることで問題の構造を捉えたうえでの 解決が促されているという点である程度の効果が考えられる | 言葉の式使えそう |
| 12 | 解良優基 出口拓彦 | 自分とメンバーの感情的エンゲージメントが グループ学習への態度に及ぼす影響 | 日本教育工学会論文誌 | https://tsukuba.repo.nii.ac.jp/record/2003502/files/JERHC_8-1.pdf | 掲載ページ | 2017 | 学生のグループ゚活動を対象として、自分および゙グループメンバーの感情的エンゲージメントが活動中の発言や学習成果の認知に及ぼす影響について検討 | 学習内容の理解などの学習や社会的側面に成果がみられるグループ活動に積極的に関与することで深い学びに→メンバーとの相互作用も活発、グループ関係も良好 | 興味や楽しさというプラス要素が必要になる |
| 13 | 林勇吾 | Web上での教育用会話エージェントの説明活動における学習者の確信度推定:個人特性と課題活動量に着目した検討 | ヒューマンインターフェース学会論文誌 | https://www.jstage.jst.go.jp/article/his/22/3/22_263/_pdf | 掲載ページ | 2020 | 学習者とPCAとの協調的な作業量と学習者の自己モニタリングによる協定内容との関係を調べる | PCAへの説明活動量の増大が学習者の確信度評定の上昇に影響を及ぼす | 活動者に説明活動量を増やすことで自身んも問題解決に対する達成度も上がる |
| 14 | 林勇吾 下條志厳 | インタラクティビティの高い協同学習の支援に向けた実験的検討 | 人工知能学会研究会資料 | https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsaialst/91/0/91_18/_pdf | 掲載ページ | 2021 | ICAP理論という協同学習プロセスに着目その中の、PassiveからInteractiveに段階的に促すために、ICAP理論に基づくキーワードに反応するプロンプトを提示 | プロンプトを提示した方が、学習パフォーマンスは高上また、段階的にプロセスを移行することで学習パフォーマンスは高上 | 段階的な理解が求められる |
| 15 | Chi,M.T.H.,Wylie,R | The ICAP Framework: Linking Cognitive Engagement to Active Learning Outcomes | 発表場所や出版社 | https://www.tandfonline.com/doi/pdf/10.1080/00461520.2014.965823?casa_token=14thhlf9EsoAAAAA:6A7x2YeFm0pFS2xjBUOlrpwyRcaBalXjUbycals3Jakq_dPOH4FdREchjJvFn9wqUfclKO17eunNig | 掲載ページ | 発行年 | ICAP理論 | 学習において、段階的な理解 | プロセスの理解、段階的変化に活用 |
| 出てきた論文No. | 言葉 | 意味 |
| 04 | パラ言語 | 話し手が聞き手に与える言語情報のうち、イントネーション、リズム、ポーズ、声質といった言語の周辺的側面 |
| 04 | コーパス | 文字化した話し言葉を大量に集め、コンピュータでいろいろ検索・分析して調べられるようにしたデータベースのこと |
| 06 | ペルソナ分析 | 意味 |
| 06 | シナリオ手法 | 意味 |
| 06 | メラビアンの法則 | 意味 |
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