本研究ではある状況下におけるユーザの行動をユーザ本人に見せることで自己の客観的認識を行い、さらに望ましい行動をとる自己類似エージェントの映像を提示することで望ましい行動へと誘導することを目指している。
自己類似エージェントによるメタ認知支援と行動変容(仮)
・自己類似 ・メタ認知 ・行動変容
ある状況下におけるユーザの行動をユーザ本人に見せることで自己の客観的認識を行うこと、そしてお手本となる行動を取る者が自分に似ているか否かでどのような影響があるのかを明らかにすること。
メタ認知能力の向上、そして人に行動変容を促す際により効果的な手段の1つが見つかるかもしれない
メタ認知支援のシステムに自己類似の要素を取り入れること
自分を客観的に認識することが苦手な人、もしくは自分にとって困難であること?を学ぼうとしている人
冬課題 プログラミングの知識がほとんど無かったため、Unityでチュートリアルを参考に簡単なボールでアイテムをとるゲームの基盤を作りました。
(自分が日々読む、論文や書籍の記録を取る。GoogleDocsのSheets機能を活用し、閲覧可能にしておいてリンクをここに貼るのもOK。
| 番号 | 著者 | タイトル | 発表場所や出版社 | URL | 掲載ページ 23〜56など(もしくは全体ページ数) | 発行年 | 内容の簡潔なまとめ | 内容の詳細メモ | 自分の研究との関連性のメモ |
| 1 | 高橋英之・伴碧・近江奈帆子・上田隆太・香川早苗・石原尚・中村泰・吉川雄一郎・石黒浩 | 五感を用いた心に寄り添う”空気感エージェント”の創成 | 情報処理学会 | https://ipsj.ixsq.nii.ac.jp/ej/?action=pages_view_main&active_action=repository_action_common_download&item_id=193922&item_no=1&attribute_id=1&file_no=1&block_id=8&page_id=13 | 7ページ | 2019 | あざとさや状況依存性というエージェントデザインの課題を克服した人間の心に持続的に寄り添うエージェントを作るにはどうすれば良いのか | エージェントの課題であるあざとさと状況依存性について。集団でエージェントを共有するエコシステムの構築について | 多様なユーザーがネットワークを介して寄り添いエージェントを共有したエコシステムを構築することで多くの感覚刺激のパターンをデータベースに貯蔵することができるのでは |
| 2 | 太田一実・横須賀咲紀・滝沢龍 | Human-Robot Interaction(HRI)の社会実装の取り組みと課題 | 東京大学大学院教育学研究科紀要 第61巻 | https://repository.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/record/2003502/files/edu_61_20.pdf | 221~230 | 2021 | ヘルスケア領域で主に用いられる社会交流型ロボットと社会支援型ロボットがその領域においてどのように利用されているか。またはその課題について。 | 自閉症、認知症・軽度認知機能障害・高齢者、学習支援、身体的リハビリテーション、統合失調症などに対してどのようにHRIが利用されているか | 孤独感を抱えやすいとされる高齢者のストレスを「Paro」によって軽減することができた |
| 3 | 大木慎・坂部創一・山崎秀夫・守田孝恵・張建国 | 情報環境における対人交流がQOLや孤独感に与える影響 | 創価大学大学院工学研究科 情報システム工学専攻 | https://www.jstage.jst.go.jp/article/ceispapers/ceis24/0/ceis24_0_333/_pdf | 6ページ | 2010 | 仮想人間関係交流度とストレス、そして孤独感の関係性について | 仮想人間関係交流度、仮想対人ストレス、孤独感の関連性について。仮想の対人関係でどのような関わり方をすれば孤独感を感じないですむのか | インターネット上での孤独感を感じない人との関わり方について |
| 4 | 深山篤・大野健彦・武川直樹・澤木美奈子・萩田紀博 | 擬人化エージェントの視線による印象操作 | 日本電信電話株式会社NTTコミュニケーション化学基礎研究所・ATRメディア情報科学研究所 | http://www.interaction-ipsj.org/archives/paper2002/pdf2002/19fukayama.pdf | 8ページ | 2002 | 擬人化エージェントを使って様々な視線をユーザに送ることでユーザがエージェントから受ける印象を操作する方法を提案。 | 視線パラメータを適切に制御するだけで非常に単純なデザインの擬人化エージェントでもユーザが感じる印象を操作できることが明らかになった。ユーザが受ける印象を操作するための視線パラメータの制御指針が得られた。 |
| 5 | 田中健史朗・梅本貴豊 | 類似性が自己開示へ与える影響―類似性の差異に注目して― | カウンセリング研究 Vol.46 No.4 | https://www.jstage.jst.go.jp/article/cou/46/4/46_197/_pdf | 197~206 | 2013 | 非開示者に対する類似性が信頼感、好意感を媒介して自己開示へ与える影響を検討した。 | 表面的側面の類似と内面的側面の類似は信頼感を媒介として内面的自己開示、表面的自己開示を促進することが示された。 |
| 6 | 小川 義人・宮澤 幸希・菊池 英明 | 自己開示による音声対話エージェントへのパーソナリティ付与 | ヒューマンインタフェース学会論文誌 Vol.15 No.4 | https://www.jstage.jst.go.jp/article/his/15/4/15_419/_pdf | 83~96 | 2013 | 行動を直接観測する場合と自己開示によって行動を認識する場合のパーソナリティ認知過程モデルについて | より多くの自己開示を行うことがより強いパーソナリティ認知に繋がること、エージェントの自己開示に対しても志向姿勢の誘発や行動指針特性の推測が起こり自己開示内容に対応した行動特性が推測されること、エージェントの行う人間らしい自己開示に対してもパーソナリティ認知は阻害されないことが示された。 |
| 7 | 多田俊介・千葉祐弥・能勢隆・伊藤彰則 | 相互自己開示によりユーザの印象を向上させる音声対話システムの構築と評価 | 情報処理学会研究報告 | https://ipsj.ixsq.nii.ac.jp/ej/?action=repository_action_common_download&item_id=190619&item_no=1&attribute_id=1&file_no=1 | 6ページ | 2018 | ユーザの印象を向上させるために「自己開示」に着目 | 対話の満足度と楽しみにおいて相互自己開示条件が最も高い評価となった。このことからシステムとの対話における自己開示の交換がユーザの印象の向上に友好であることが示唆された。 |
| 8 | 原田晋吾・杉浦彰彦 | 顔の物理的特徴量による顔選好判断における自己顔の影響 | 知能と情報(日本知能情報ファジィ学会誌)Vol.30 No.2 | https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsoft/30/2/30_548/_pdf | 548~555 | 2018 | 「顔の印象の定量的評価の実現」と「自己顔を対象とした検証」 | 自己顔の目との類似度が高くなる場合に表情認知が快方向へ評価されやすくなることが示唆された |
| 9 | 門田幸太郎・平本毅 | 対人認知における類似性と非類似性について | 立命館産業社会論集 | https://www.ritsumei.ac.jp/ss/sansharonshu/assets/file/2004/40-3_monden.pdf | 21~36 | 2004 | 類似性と非類似性について | 「興味の対象」「考え方や価値観」といったパーソナリティにおける基本的指向性の類似性は交友関係において重要なウエイトを占めていることを表すと解釈できる。自信と類似性が比例するという予測が支持される。自信は魅力判断次元の違いに関わらず作用する頑強な因子であるといえる。 |
| 10 | 内藤誼人 | 社会的スキルの自己評価と他者評価の一致について | 立正大学心理学研究年報第4号 | https://rissho.repo.nii.ac.jp/index.php?action=pages_view_main&active_action=repository_action_common_download&item_id=4124&item_no=1&attribute_id=20&file_no=1&page_id=13&block_id=21 | 39~43 | 2013 | 社会的スキルについて | 社会的スキルが低い人の方が自己評価と他者評価が一致する傾向が得られた。ネガティブな部分が人目を引きやすいという傾向が関係した可能性がある。社会的スキルが高いグループでは自己評価の方が他者評価よりも高い傾向にあった。 |
| 11 | 平嶋宗 | メタ認知の活性化支援 | 人工知能学会誌21巻1号 | https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjsai/21/1/21_58/_pdf | 58~64 | 2006 | メタ認知活性化に有効な方法について | 「観察」という観点では、メタ認知の観察対象を外界において表現することで、認知としてメタ認知と同様の活動を行えるようにすることが有力。「制御」という観点では、制御が必要な課題を学習者に与えることが有力。 |
| 12 | 大塚芽以子・関口貴裕 | 暗黙の自尊感情が自己類似顔の潜在的好意度評価におよぼす影響 | 日心第77回大会 | https://www.jstage.jst.go.jp/article/pacjpa/77/0/77_1PM-010/_pdf | 497 | 2013 | 自己類似顔の選好について | 自己類似顔を好む傾向が見られること、およびその傾向には性差があることが示唆された。 |
| 13 | 高橋翠 | 顔の魅力研究の現在 | 東京大学大学院教育学研究科紀要第51巻 | 183~190 | 2011 | どのような顔が人から魅力的であると評価されやすいか | 自己に類似した顔に対する選好については、血縁者との互恵的関係を促進するための特別な心理的メカニズムの反映である可能性が指摘されている。平均性は魅力に対して概して正の効果を持つ。 | |
| 14 | 倉本到・馬場惇・小川浩平・吉川雄一郎・川端貴幸・石黒浩 | テキストチャットによるクレーム対応における話者の怒り感情を抑制する対話エージェント | 情報処理学会研究報告 | https://ipsj.ixsq.nii.ac.jp/ej/?action=repository_action_common_download&item_id=185421&item_no=1&attribute_id=1&file_no=1 | 8ページ | 2018 | テキストチャットによるクレーム対応に有効な対話エージェントの提案 | 顧客の感情の動きに合わせてエージェントの対応を変化させ、顧客の怒りを静めることに取り組んでいる。 |
| 15 | 谷口直隆 | 「適応的なメタ認知能力」の育成を目指したコミュニケーション教育の提案 | The National Association of College Teachers for Japanese Language and Literature Education | https://www.jstage.jst.go.jp/article/kokugoka/68/0/68_KJ00006659895/_pdf | 19~26 | 2010 | コミュニケーションについての4つの視点や適応的なメタ認知能力の育成について | 「適応的なメタ認知能力」の育成を目標にしたコミュニケーション教育の学習活動においては、望ましいコミュニケーション方法や意味を提示しないこと、あるいはそれを明確に提示することができないような日常的なコミュニケーションを授業の中に再現することによって、学習者が自己を相対化し、意味の生成と共有を通して自己を調整したり強化したりすることが可能となり、「適応的なメタ認知能力」の効果的な学習が行われる。 |
| 16 | 田中優子・楠見孝 | 批判的思考プロセスにおけるメタ認知の役割 | Japanese Psychological Review | https://www.jstage.jst.go.jp/article/sjpr/50/3/50_256/_article/-char/ja/ | 256~269 | 2007 | 批判的思考についてと批判的思考が必要な場面について | 目標志向的に批判的思考を行っていくには、メタ認知をいかに行うかが重要な役割を果たしている。 |
| 17 | 森彩乃 | 自己の感情や行動を統制する力を育成する指導方法の研究-小学校第2学年の子どもに対する実践事例の検討- | 奈良教育大学教職大学院研究紀要「学校教育実践研究」9巻 | https://nara-edu.repo.nii.ac.jp/index.php?action=pages_view_main&active_action=repository_action_common_download&item_id=12873&item_no=1&attribute_id=17&file_no=1&page_id=13&block_id=21 | 51~60 | 2017 | 子どもが自分の姿を客観的に捉えるようになる過程について | 自己や他者の感情について絵で表したり言葉にしたりする活動を通して感覚的に理解していた部分が明確化され、本来の自分の姿を客観的に捉えられるようになったと考えられている。 |
22_Otaに戻る